
ロゼ&ブルーノ・マーズの「APT.」
2024年10月18日、BLACKPINKのメインボーカルであるROSÉと、世界的アーティストのBruno Marsがコラボレーションした楽曲「APT.」がリリースされた。 この楽曲は、ROSÉにとって初のスタジオ・アルバム『Rosie』のリード・シングルとして位置づけられており、彼女のソロ活動における新たな一歩を示す作品となっている。
曲の概要
「APT.」は、アップテンポなポップ、ポップロック、ポップパンク、ニューウェーブの要素を取り入れた楽曲で、インディーロックやエレクトロポップの影響も感じられる。 歌詞には韓国の飲み会ゲーム「아파트 게임(アパートゲーム)」の掛け声が取り入れられており、タイトルの「APT.」もこのゲームに由来している。 このゲームは、参加者が階数を指定し、手を重ねていくシンプルなルールで、パーティーなどで親しまれている。楽曲の冒頭やコーラス部分で繰り返される「アパトゥ」というフレーズが印象的で、聴く者を引き込む魅力がある。
作詞・作曲とプロデューサー
「APT.」の作詞・作曲には、ROSÉとBruno Marsをはじめ、Amy Allen、Christopher Brody Brown、Rogét Chahayed、Omer Fedi、Phillip Lawrence、Theron Thomas、Henry Walter、Michael Chapman、Nicholas Chinnといった多彩な才能が集結している。 プロデュースはBruno Mars、Cirkut、Omer Fedi、Rogét Chahayedが担当し、キャッチーで耳に残るメロディと洗練されたサウンドプロダクションが特徴となっている。特に、Bruno Marsはボーカルだけでなく、プロデュースにも深く関与し、楽曲全体のクオリティを高めている。
チャート
「APT.」はリリース直後から世界各国のチャートで好成績を収めた。アメリカのBillboard Hot 100では最高3位を記録し、ROSÉにとって初のトップ10入りとなった。また、イギリスのシングルチャートでも2位にランクインし、韓国の女性ソロアーティストとして最高位を更新した。さらに、オーストラリアのARIAシングルチャートでは初の1位を獲得し、日本のBillboard Japan Hot 100でも1位を記録するなど、アジア圏でも高い人気を博した。 これらの成功は、楽曲のキャッチーさと二人のアーティストの国際的な影響力を示している。
ミュージック・ビデオ
「APT.」のミュージック・ビデオは、Bruno MarsとDaniel Ramosが共同で監督を務め、楽曲のリリースと同日に公開された。 ビデオでは、ROSÉとBruno Marsがガレージバンド風のパフォーマンスを披露し、黒のレザージャケットをまとい、ピンク色のセットで演奏する姿が描かれている。二人がゲームを楽しむシーンや、Brunoが韓国の国旗である太極旗を振る場面、ROSÉがBrunoに不意打ちのキスをするシーンなど、遊び心溢れる演出が随所に盛り込まれている。このビデオは公開から105日で再生回数10億回を突破し、K-POPアーティストとして最速記録を更新した。
ROSÉ & Bruno Mars - APT. (live from 2024 MAMA AWARDS)
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B.o.B & ブルーノ・マーズ「ナッシング・オン・ユー」
B.o.Bとブルーノ・マーズによる「ナッシング・オン・ユー(Nothin’ on You)」は、2010年2月にリリースされた楽曲で、B.o.Bのデビュー・アルバム『B.o.B Presents: The Adventures of Bobby Ray』からの先行シングルとして発表された。キャッチーなメロディと甘くロマンチックな歌詞が特徴で、ブルーノ・マーズのソウルフルなコーラスとB.o.Bのラップが絶妙に融合し、世界的なヒットとなった。
ブルーノ・マーズ「ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー」
ブルーノ・マーズの「ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー」は、2010年7月にリリースされたデビューシングル。恋人の魅力を「そのままで完璧」と歌い上げるラブソングで、優しいメロディとストレートな歌詞が多くの共感を呼んだ。リリース直後から各国のチャートで上位にランクインし、彼の名を世界に知らしめるきっかけとなった一曲だ。
レディー・ガガ&ブルーノ・マーズ「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」
レディー・ガガとブルーノ・マーズによるデュエット曲「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」は、2024年10月にリリースされた。静かに寄り添うようなピアノとストリングスに乗せて、二人が“笑って最期を迎える”というテーマを力強く歌い上げており、聴く者の心に深い余韻を残すバラードになっている。