洋楽

シェリル・クロウ「エヴリディ・イズ・ア・ワイディング・ロード」

Sheryl Crow

シェリル・クロウ「エヴリディ・イズ・ア・ワイディング・ロード」

1996年、シェリル・クロウは「エヴリディ・イズ・ア・ワイディング・ロード」という軽快なロック・チューンをリリースした。この曲は、人生の浮き沈みを「曲がりくねった道」にたとえ、日常に潜む旅の感覚と希望をポジティブに歌い上げている。聴けば聴くほど味わいが増すこの楽曲は、彼女の代表曲のひとつとなった。

曲の概要

「エヴリディ・イズ・ア・ワイディング・ロード」は、1996年のセカンド・アルバム『シェリル・クロウ』に収録されている。軽快なドラムとルーズなギターリフが印象的で、カントリーやフォーク、オルタナティブ・ロックの要素がブレンドされた開放感のあるサウンドになっている。クロウの気だるくも芯のあるボーカルが、曲全体の雰囲気を引き締めている。

作詞・作曲とプロデューサー

この曲は、シェリル・クロウとジェフ・トロット(Jeff Trott)、そしてブライアン・マクレオド(Brian MacLeod)の3人によって共作された。プロデュースはシェリル・クロウ自身が担当しており、彼女の音楽的な方向性とサウンドプロダクションへのこだわりが随所に表れている。バンドとしての一体感を持ちながらも、個々の演奏が有機的に絡み合うような録音になっている。

チャート

「エヴリディ・イズ・ア・ワイディング・ロード」は、アメリカのBillboard Hot 100で11位を記録し、Adult Top 40チャートでは1位に輝いた。イギリスでもTop 10入りを果たし、ヨーロッパ各国でも広く支持された。前作「イフ・イット・メイクス・ユー・ハッピー」に続き、シェリル・クロウの人気と実力を確固たるものにした一曲となった。

ミュージック・ビデオ

ミュージック・ビデオは、アメリカの郊外や道路を背景に、自由気ままな旅の様子が描かれている。車に乗り、風を受けながら歌うクロウの姿は、まさに曲のテーマを体現しており、映像と音楽が自然に溶け合っている。素朴な映像演出ながら、彼女の人間味と自然体の魅力がにじみ出ているビデオになっている。

「エヴリディ・イズ・ア・ワイディング・ロード」は、日々の小さな出来事や出会いの中にある“旅”の感覚を優しく、しかし力強く歌い上げた一曲だ。シェリル・クロウの音楽における自由さと誠実さが凝縮されたこの楽曲は、今聴いても変わらぬ魅力を放ち続けている。

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